ペチュニアを使ったハンギングバスケットの作成 -3-


天部 最後に天部中央に宿根ネメシアを植えます。

私はネメシアにしましたが、ペチュニアでもいいと思います。

ここに植える植物は天部の縁に植えた植物と同様に斜め前に向けて植えつけます。

しばらくたつと上を向いてしまいますが、他の植物となじみが早いです。
ハンギングバスケットは寄せ植えですから、それぞれの植物が独立するよりは、自然となじんだ状態のほうが綺麗だと思います。

天部には背の高い植物を植えると丸くなるといいますが、直立するような植物はなじみません。レースラベンダーなど、ゆらゆらと揺れるような植物がいいと思います。

ペチュニア植えたところまた、上にばかり伸びる植物ではなく、ある程度横にも育つものがいいと思います。ペチュニアは品種にもよりますが、ある程度高さもでますので、ペチュニアを植えても丸くなると思いますよ。

左の写真はネメシアの変わりにペチュニアを入れてみたところです。

全部の植物を植えましたら、植物の隙間に培養土を丁寧にいれましょう。
最後に天部にはミズゴケを敷きます。

水をあげてからミズゴケ?ミズゴケを敷いてから水?
私は植え付けながら少しずつ水をかけて作ります。
最後に水をあげると結構土が下に下がってしまうんですよね。

そのへんは、ひとそれぞれこだわりがあると思いますので、やりやすい方法でいいと思います。
完成例完成です。
斜め前に向けて植えたのに、ミズゴケを株と株、容器の縁に敷くとなぜか直立気味になってしまいます。

でも、すぐに植物どうしがなじんで綺麗になりますよ。

お花が咲いていて綺麗ですが、ここでもう少し手を加えることで、もっと綺麗なバスケットになります。

それは・・・。
ペチュニアの枝が少し伸びすぎているのでカットしました。

適当に手でポキポキと折りました。
バスケットは植え付け後、植物の株の成長を施すために花を摘む方法を実施している人もいますが、私の場合は花を摘むのではなく、形を整えるために伸びすぎた枝を切りました。

蕾をとったりする必要はありません。丸くするために、伸びた枝を切るだけです。
ペチュニアは伸びた枝の先端に花が咲きます。ひょろひょろと伸びて先端に咲いている株を見たことはありませんか?

根元でたくさん分岐して、先端にたくさん花が咲くように、植え付け直後だけではなく、伸びすぎたら切るようにしてくださいね。

この写真を撮影後、バーベナの花とネメシアも少しだけカットしました。
伸びすぎていない枝の蕾はそのまま残してありますので、すぐに花が咲いてくることでしょう。

一週間後、どのように成長したのか紹介しますね。お楽しみに。
(この記事の写真は2007.3.29のものです。植え付け直後撮影したものです。)
1週間後の様子を紹介したかったのですが、寒い日も続き、3週間後の様子になってしまいました。
3週間後かなり、ばっさりというか、ボキボキとペチュニアは枝を折りました。

そのためたくさん分岐して容器が見えなくなりました。

枝の先端に花芽がつきますので、蕾がいっぱいです♪

寒い日がありましたので成長がゆっくりでしたが、これからの季節は成長も早いので、植え込み後、枝をピンチしてもだいたい2週間ぐらいで見頃になるのではないでしょうか。お試しくださいね♪
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