ペチュニアを使ったハンギングバスケットの作成 -1-
簡単な初心者向けの、
ハンギングバスケットの作り方を紹介します。
左の写真は植え付け直後の様子です。これからの季節は植物の成長も早いのですぐに容器が見えないようになります。
・・・使用した植物・・・
・ピンクのペチュニア 2
・黄色のペチュニア 2
・ピンクのバーベナ 1
・ツルニチニチソウ 1
・リシマキア 1(2つに分けた)
・宿根ネメシア 1
・白いロベリア 2
合計 10ポット
ツルニチニチソウの代わりに、ヘデラを使ってもいいと思います。
ペチュニア、バーベナなども他の植物に置き換えて考えてみてくださいね。
バスケットにスポンジを貼り付けます。
このときには手袋はしないでください。スポンジの粘着部分がかなり強力で手袋につくと取れなくなってしまいます。
粘着部分には植え込み時に植物が張り付かないように培養土をこすりつけて、粘着力を弱めておきます。
説明のために壁にかけていますが、この作業や植え込みの作業はテーブルの上など、安定した場所をおすすめします。
スポンジの上部は切り離し、スリットに指を通して植物が通りやすいようにしておきましょう。
左の写真のような配置で植えました。
ピンクのペチュニア
黄色のペチュニア
ピンクのバーベナ
ツルニチニチソウ
リシマキア
ロベリア
宿根ネメシア
バスケットに鉢底石を入れたところです。
鉢底石は入れなくてもいいと思います。夏場のバスケットはかなり乾燥しますので、入れるのであれば水抜き穴が隠れる程度です。
写真は軽石ではなく、中粒のパーライトを入れたところです。
赤玉土の中粒でもいいと思います。赤玉土の場合はバスケットを解体するときに土と石を分ける必要がなく楽ですよ。
植えてすぐに楽しむためにはあまり小さな株の植物は使いません。真上から見て、ポリポットよりも大きく育っている植物を使えば自然と容器が隠れるように植えることができます。
小さい株を使って容器が隠れるようにするには、土をたくさん落とさなければなりません。
花がらや枯葉は植え込みの前に取り除いておきます。
スリットに植物を通しやすいように肩の土を少し落とします。
根の崩し具合は植物によって違うのですが、今回はポットの下で根がぐるぐると巻いていたので少しほぐしました。
培養土と根がなじむように少しだけほぐしました。
スリットが狭くて植物を通せないという方、実は片手で広げることができます。
片手で広げて片手でスリットを通してなんて器用なことはできないわ〜という方、お友達と一緒に植えるときは、お友達にスリットを広げてもらいましょう。
簡単にスリットに植物を通すことができますよ。
リシマキアは大株だったので、2つに分けました。手でちぎりました。
無理やり2つに分ける必要はありませんが、苗もいろいろで、そのまま使うとボリュームがありすぎるときなど、分けられるものは分けて使います。
挿し芽苗など1つのポットに数本入っていて分けられる植物もあります。
ツルニチニチソウは根を崩したわけではなく、土を落としたら根がむき出しになってしまいました。
ポットの土が湿った状態だと土があまり落ちません。少し乾燥していると、植物を揺らすとパラパラと土が落ちます。
土を落としたいときは、ポット苗の水を控えめにしておきます。
ただ、このように根がむき出しになってしまったら、すぐに植えつけないと傷んでしまいます。私はこのように土がほとんど落ちた状態になったら、メネデール入の水を根にたっぷりスプレーしてから植えつけています。